幼児の保育と同時に、国立大学附属の教育機関として、幼児教育の理論、研究をおこなうための幼稚園です。また学生の教育実習を行う場となっています。完全自由保育ですが、季節の行事や、子どもの興味や関心に応じた環境が用意されています。保育時間がとても短く、イベントも多いため、家庭のサポートが必須です。指定の地域に保護者と在住していることが受験の条件になります。
考査は母子活動と保護者1名の面接です。難しい考査ではありませんが、他の親子と一緒に遊ぶ、おもちゃの貸し借りをする場面が多く、お友達とのかかわりがうまくいかなかったときの対応を考えておく必要があります。子どもは遊んでいる間に簡単な質問がありますが、名前と年齢、挨拶はできるようにしておくことが大切です。
3年保育は母子活動が中心です。途中先生が紙芝居などを読んでくださり、その間にお母さまにアンケートが行われます。面接では静かに待つことが求められます。今年は今までになかった質問があり、しっかり幼稚園のことを理解し自分の考えをまとめておく必要があります。
小学校へは90%が進学できますが、外部生と同じ考査を受けることになります。毎年5~6名は外部の小学校に行くようです。
2022年度(2021年秋実施分)志願者数
※カッコ内は入園候補者数
3年保育女児 267名(20)
3年保育男児 185名(20)
2年保育女児 203名(10)
2年保育男児 148名(10)