1次抽選で、男女200名ずつ選出されます。
その後、2次の考査では、集団テスト、親子面接、親子課題が行われます。この学校の考査の特徴は親子課題があることです。親子課題では、課題の説明を子どもから受けますが、子ども自身が内容を上手く伝えられないと、活動ができません。課題の内容は、常識、発想力、言語力が必要で、素早く判断し活動することがポイントです。子どもの集団テストの間に親は簡単なアンケート記入があり、面接はアンケートをもとに質問されます。集団テストでは、みんなで行うゲームや体操などが出題されます。ペーパーテストはありませんが、グループ活動の中で、「個」を表現できること、そして友達とのコミュニケーションを取れることが大事です。このため、初めての人とも躊躇なく接することができるような経験が必要です。考査中廊下でもチェックをしているようですので、内容は簡単でも、気の抜けない考査です。
子どもの考査はお手玉やブロックを使った遊びや模倣体操が行われました。また連想ゲームのようなものも行われました。保護者アンケートはいくつかのパターンがあり、記入した内容から面接で質問をされました。親子遊びではお話し作りを行い、また、カードを養生テープでつなげる、という巧緻性の確認もありました。できなくても一生懸命取り組む子、そしてそれを見守る親の態度など、日常の親子関係も重要視されている模様です。