ご挨拶

失敗を恐れずチャレンジしていく
自律した子どもたち、そしてスタッフを育てる

ご挨拶・教育方針

ご挨拶

テーマ「想像力」と
「発想力」を育む

  • 教室統括責任者
    教室統括責任者

    綾森素子(アヤモリ モトコ)

    プロフィール
    趣味:ゴルフ 月に最低3回は遠慮がちに(笑)行っています(笑)。今年中に95切ることができればうれしいなと練習中。
    疲れを取る方法:家で、大きな声で、カラオケを(自己流の振り付けつきで)することと、美味しいワインを飲むこと。


    新年度を迎えるにあたり、今年度をどのような年にしていこうかと、毎年この時期はワクワクしています。そんな中、子どもたちを見ていて感じることがあります。それは「想像力」と「発想力」がどのような環境で、育まれるのか、ということです。
    少し話がそれますが、2歳を超えたころから子どもたちがよく言う定番の「これなぁ~に?」「どうして~?」ってありますよね。何度も同じこと聞いてくるので、「いい加減にしてくれぃ」と、つい心の中で思ってしまうお父さん、お母さんも多いのではないでしょうか。
    でも、この子どもたちの問いかけに答えてあげることは、いろんな意味で、すごく大切なことだと思います。大切な理由その一つ目は、聞いたことが、返ってくるという言葉のキャッチボールを通して、愛情を育むこと。そして、「問い」「答え」のやりとりでコミュニケーション力が育つことです。大切な理由その二つ目は、探求心を育てること。これは当たり前に感じるかもしれませんが、探求心の育ちは、その先の想像力や発想力につながっていると思います。大人になって、想像力や発想力を持っていることは、生活の中に大いに役に立ってきます。同じもの、同じ景色を見ても、「これってどうしてだろう」「これってこういう意味なのかな」「これってこうすればもっと良くなるんじゃないかな」、と考えられる人と、何にも思わない人、感じない人がいます。同じものを見て、そこから広がる世界を想像できることは素敵なことだし、そこから発想したことが、生活にも、仕事にも、生かされてきます。 ということから考えると、(これはあくまでも私の想像ですが、)「想像力」と「発想力」をはぐくむ環境とは、子どもの頃の「これなぁ~に」「どうして~」というその問いにたくさん応えてあげることではないかと思うのです。そういった環境が、大人になった時、ある場面において、そこから色々なことを感じたり、想像したり、が自然にできて、人、モノを動かす力(創造力)つまりは「発想力」と「想像力」につながるのではないかと思っています。
    今年もサン・キッズの子どもたちの「これなぁ~に」にたくさん応えてあげられるような環境を意識し授業に当たりたいと思います。そして大人になった私自身も「これなんだろう?」「これってどうして?」の気持ちを失わないようにしたいと思っています。

  • 教室統括責任者
    教室統括責任者

    赤池由里(アカイケ ユリ)

    プロフィール
    休日は静かに過ごしています
    図書館、映画館、動物園、美術館、 そして買い物も一人で…
    でもサン・キッズでは子ども達と楽しく過ごすことに幸せを感じています。

    昨年は例年になく幼稚園受験、小学校受験(特に国立)に関わる機会がとても多くありました。その中で感じたことは、『待つこと』『話を聞くこと』の大切さです。
    幼稚園、小学校とも考査の際、待ち時間というものがたくさんあります。
    親と一緒に待つ時間もあれば、お友達と一緒に待つ時間もあります。小学校では本を読んで待つこともありますが、何もせずにただ座って待つ、という時間もありました。そして『話を聞くこと』も考査では多くあり、これは保護者も同じように、一度しか言ってもらえない指示をきちんと聞くことが重要視されました。
    なんでもコロナ禍で…とコロナを言い訳にするのは好きではありませんが、やはり家に籠り、他人とのふれあいが少なかった時間が長いと、家族の中でどのような時も自分の話を聞いてもらい、自分の思い通りに行動ができてしまい、『待つこと』『話をきくこと』という機会が少なくなってしまったのだと思います。また世の中スピード化がすすみ、大人の世界でも『待つこと』が少なくなってきましたよね。そして話を聞かなくても後でネットで調べれば…という気持ちがあるので、私もそうですが、話を聞き流してしまうことがあります。待たなくてもいい、聞かなくてもいい…そんな世の中に変わりつつあるのでしょうか。待つことで自分の意志や感情をコントロールすることを学び、聞くことで相手を理解し、その意味を考え、汲み取ることが学べるのだと思います。
    日々の授業や講習会を通して、わが身を振り返るとともに、その大切さを皆さんに伝えていきたいと思っています。

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